東京メトロ 列車間隔を短くできる新システム 順次導入へ | NHK
【NHK】東京メトロは、列車の間隔を従来よりも短くすることができる新たなシステムを導入し、朝のラッシュ時の列車の遅れを短時間で解消…
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250617/k10014836831000.html
高校3年の始業式の日?
案の定、一番当たりたくなかった担任になり絶望。
初日に即テスト。解答時間は2時間程度。
マークシートがでかく、それだけで机を埋め尽くすので、小さい問題集・電子辞書をあっちこっちさせながら解こうとしたところで目を覚ます。
シンプル嫌だった。
IT関係と同じぐらい、浅く広く好きなのが鉄道なんだけど
お恥ずかしながら、この技術を存じなかった。
システム名は「CBTC」というんだそうな。
信号で区切った閉塞を作るんじゃなく、列車同士の車間距離から今出せる最高速度を求めるタイプの保安装置らしい。
閉塞型だと先行列車とは約2閉塞ぶんの間隔が常に必要だけど、これだとそれよりもさらに距離を詰めることができて、運転密度を上げることができる。
すごい!
ただし、このシステムを構成する機器のどこかひとつに支障が生じたら途端に全滅してしまうので、冗長化がとにかく大事とのこと。
(なのでNHKニュースにある「地方の鉄道事業者にとっても」という話はちょっと厳しいかもしれない)
東京メトロ丸の内線に導入されていて、これから適用路線を増やしていく、と。
私鉄では西武が試用中とのこと。
JR東日本はATACSという類似システムを開発して、実際に導入しているんだそうな。
CBTCは運転指令に全情報を集めて指令から各列車に指示しているスタイルだけれど、ATACSは車両同士で通信をして指示をするので、こちらのほうが信頼性は高い(壊れにくい・壊れたとしても影響範囲は少なめ)、と。
色々あるんだね。